健康経営 Q&A

「熱中症対策(症状・緊急対応方法)」

パート1

こんにちは。メディカルコンチェルトの中の人です。

今回は熱中症対策。油断してしまうと誰にでも起こりうる危険な状態です。危険な状態に陥ってしまう前に状態(ステージ)、対策への理解を深めていく。そんなお話をしていこうかと思います。今回は基本情報と緊急対応方法、予防策をご紹介いたします。

■熱中症の基礎知識(症状と状態)

■緊急対応方法

■予防策

■熱中症の基礎知識(症状と状態)

まず、熱中症とはどんな病気なのか。検索するとたくさん出てきますね。

公益社団法人 全日本病院協会のHPを見てみると

熱中症とは?

体温が上がり、体内の水分や塩分のバランスが崩れたり、体温の調節機能が働かくなったりして、体温の上昇やめまい、けいれん、頭痛などのさまざまな症状を起こす病気のこと。

とのことです。

更に、症状が【Ⅰ度、Ⅱ度、Ⅲ度】3つに分けられます。

Ⅰ度:軽症。応急処置が可能

・大量の発汗

・筋肉痛、筋肉の硬直(足がつるなど)

・立ちくらみ

Ⅱ度:重症。病院への搬送が必要。

・頭痛、気分の不快、嘔吐(吐き気)、倦怠感

Ⅲ度:かなり重症。入院して集中治療が必要。

・意識障害(意識を失う)、けいれん、手足の運動障害

・高体温(体に触ると熱い。⇒熱射病、重度の日射病)

Ⅱ度からは救急車を呼びましょう。

最近は屋外の炎天下ばかりではなく、室内で静かに過ごしていても熱中症が起こるケースがあります。特にエアコンを使用しないご高齢の方が多いようです。暑いときは無理をせず、エアコンを使用しましょう。

■緊急対応の方法

それでは、熱中症になった時の対応方法についてご紹介していきます。

ほとんどの方がご存じかとは思いますが、リマインドの意味合いを込めてみていただければと思います。

Ⅰ度の場合

  • 涼しい場所に

風通しの良い日陰やクーラーのかかった屋内に移動しましょう。

  • 脱衣と冷却

体内の熱を外に放出するために、衣服を脱がせましょう。露出させた皮膚に水をかけ、うちわであおいだり、氷嚢で首やわきの下、太ももの付け根(太い血管が集まっている場所)などを冷やして体温を下げましょう。

(近くに氷嚢がない場合などは冷えた缶ジュースやペットボトルを近くの自動販売機で買いましょう)

冷やす箇所はこんな感じです↓

参考サイト:http://st-on.blog.jp/archives/52283573.html

  • 水分と塩分補給

水分を補給させましょう。特に脱水症状が起こっている場合には水分だけでは足りないので塩分が含まれているスポーツドリンク経口補水液を取りましょう。

しかし、意識障害が起きている場合や嘔吐(吐き気)などがある場合には無理に飲ませようとすると気道に入ってしまう場合もありますので、無理に口から接種させることはやめましょう。

⇒意識障害など重篤な場合には躊躇せずに救急車を呼ぶことがとても重要になってきます。

呼びかけに応じない、返答がおかしいなど様子がおかしい場合にはすぐに救急車を呼びましょう。救急車が来るまで上記の3つを実践しましょう。

■予防策

最後に熱中症になりにくい状態にするためにはどうしたらよいかをご紹介します。つまり予防法です。

  • よく寝る、よく食べる、よく休む

やはり一番は規則正しい生活を送りましょうということです。

特に、夏場は体力を消耗しやすい季節です。しっかりと睡眠をとり休息し、朝ごはんをしっかりと食べ体調を整えましょう。

  • 適度な運動で暑さに身体を慣らしましょう

暑いからと言って、涼しい部屋でダラダラと過ごしすぎるのも危険です。

身体の準部が整っていないのに急に外に出てしまうと、熱中症になってしまいます。

普段から外に出て軽い運動をして、身体を暑さに慣らすようにしましょう。

  • 睡眠をしっかりと

と重複部分がありますが、睡眠不足は本当に危険です。夜更かしをせずにしっかりと休息をとるように睡眠時間の確保を行いましょう。

  • のどが渇く前に水分補給をしましょう

コロナ禍でマスクをする生活が当たり前になりました。マスクをしていると“のどの渇き”を感じにくくなってしまいます。それは乾燥していないのではなく、あくまでも感じにくくなっているだけです。マスクをしていない時よりも、意識的に水分補給を行いましょう。また、年齢が上がるにつれてのどの渇きを感じにくくなるようにもなります。お年寄りは特に意識して水分補給をするように心がけてください。お茶、コーヒー、ビールなどは利尿作用があります。飲んでも飲んでも外に排出されてしまうので、お水やスポーツドリンク、経口補水液が推奨されます。

普段からの少しの工夫で熱中症は予防できます。

熱中症は誰にでも起こる病気です。仕事中、プライベートで遊んでいる最中も水分補給と休息を忘れずに楽しい夏を過ごしましょう。

次回は外現場・オフィス内での熱中症対策です。

それではまた。