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産業保健のこぼれ話

メディカルコンチェルトの中の人コラム

「それでいいのか産業医!?」と「それでいいのか担当者!?」のこぼれ話

パート1

こんにちは。メディカルコンチェルトの中の人です。

今回は少し趣旨を変えて「こんな産業医もいるよ」と「こんな担当者(企業)に注意」と2つの目線でお話をさせていただこうかと思います。かなり内容が過激になりそうですので、不快に感じる方もいるかもしれません。が、これからお話するのはあくまでも中の人のコラムであり、“妄想”と思って広い心でご覧いただければと思います。

  • 【担当者目線】衛生講話しかしない産業医
  • 【産業医目線】面談しかさせない会社

■【担当者目線】衛生講話しかしない産業医

これはある企業(仮にA社とします)に商談に行った時の話です。

産業医の変更を考えているとのことで詳しくお話を聞くことになりました。

企業規模は60名、男女比率が3:7、IT関係の企業様でした。

訪問頻度は毎月。産業医とクリニックの事務長が2名で訪問するそうです。

その先生を選任することになったきっかけは、A社代表の知り合いが内科クリニックを運営していて格安で請け負ってくれるからとのことでした。選任してから3年経っているとのことです。

中の人が担当者にヒアリングを行いました。

どうして変更を検討しているのですか?

(担当者)毎月の衛生委員会の意味が見いだせない、、、ぶっちゃけとてもつまらないんです。

せっかく医者を呼んでいるのに、毎回毎回同じようなテーマで質疑応答もなし。

一緒に来る事務長は座っているだけだし、先生は衛生講話(自分の話)をして終わったら足早に帰る。それの繰り返しが3年間。

社員の離職率は増える一方、メンタル不調の社員が増えてきてメールにて相談したら、衛生委員会で「ラインケア研修」の資料を読み上げるだけで何の対策もなし。

衛生委員会がその内容なので、参加者も徐々に減っていき、今では担当者(衛生管理者)、産業医、事務長の3人で苦痛なんです。

ストレスチェックも実施しているんですが、集団分析も行わない、高ストレス者に対して相談しても先生は“ストレスチェックってよくわからないんだよね”と誤魔化されてしまう始末。

このままでいいのか?他の企業は衛生委員会をどのように運用しているのか?産業医の先生ってみんなこんな感じなのか?を知りたくて情報収集を行っています。

と出るわ出るわ不満や不安の雪崩の様でした。

中の人はあらかたお話を聞いた後に、衛生委員会の目的や産業医の職務など初期の立ち上げ時の様にご説明させていただきました。

その日は資料をお渡しして、ご検討いただくようお願いして帰りました。

その後、後追いのご連絡をしたのですが、代表のお知り合いとのことでなかなか変更は難しいという点と、どうやら年間契約とのことで違約金が発生するとのことでした。

営業ってなかなか難しいですね。その後、先方から連絡が来ることはありませんでした。

いやぁ!居ますよね!あるあるですよね!こういう先生!

完全に偏見ですが、***の**の先生に多い気がします。

理由は簡単です。産業保健関連の法律のアップデートについていけてないからです。

ここ数年アップデートも多いですし、情報収集、情報のアップデートを能動的にしていかないと

産業医もついていけない状況が起こってしまいます。特に長時間労働とストレスチェックに関しては最低限押さえておかないと、担当者に見切られてしまうこともあるのではないでしょうか。

ここで中の人から【最低限押さえておいてほしいポイント】を紹介します。

  • ストレスチェックをきちんとフィードバックしてくれる
  • 衛生委員会の議事録を見てくれる
  • メンタル面談でも快く応じてくれる

とりあえずこの3点です。

※ほんとはもっとありますが、今回は最低限の3つをあげました。

理由はこんなところです。

  • ストレスチェックの実施者はほとんどが産業医です。稀に共同実施者で保健師や歯医者がいます。ストレスチェックのフィードバックは理解していないと出来ないのでこれは大きなポイントになると思います。
  • 衛生委員会の議事録は企業側には作成の義務もありますし、保存の義務もあります。産業医が衛生委員会の趣旨をきちんと理解していれば議事録は確認するはずです。
  • 最後は面談です。産業医の職務をきちんと理解していれば、「メンタル面談が苦手だから。。。」なんてことは言われるはずがありません。苦手だからなに?って感じです。精神科の診療目的の面談と産業医のメンタル相談、高ストレス面談の意味合いの違いも判らないような先生を産業医として選任するのは非常にリスキーだと思います。

※何度も言うようですが、個人的な意見や妄想が含まれています。ご承知ください。

■【産業医目線】面談しかさせない会社

これは以前、知り合いから聞いた企業のお話です。

企業は不動産関係の企業で仮にB社としておきます、社員数も50名よりもかなり多い人数がいたと記憶しています。

B社には毎月衛生委員会に訪問していました。社員数も多いので、毎月面談件数も非常に多い企業だったとのことです。

毎月2時間訪問だったのですが、毎回4~5名長時間労働とメンタル不調での面談者が発生していました。衛生委員会は面談の裏で行い、面談のフィードバックの際に衛生委員会の内容を共有し議事録に押印するようなオペレーションでした。

まぁ、運用方法に関しては企業様に合わせるスタイルだったので、問題ではありませんでした。衛生委員会の内容も長時間労働者に関する対策や、ストレスチェックの集団分析の項目に社員同士のコミュニケーション不足とあったので予算を組み社員同士のコミュニケーション向上の為にランチミーティングを開催したり、昼休憩時にヨガ教室を開いたりとかなり活発的に運営されていました。

ある時、訪問するといつもの担当者が出てこず、新しい担当者を紹介されました。

どうやら、担当者が退職するようでした。

ここから企業の対応が変わってしまいました。

まず、衛生委員会が無くなりました。訪問するとすぐ面談部屋に通され、面談者の情報共有がされ面談が終わったらフィードバックを行い、帰される。

衛生委員会に関して聞くと、新しい担当者は「意味がないのでやめました」とのこと。

職場巡視も「デスクワークなので何年かに一回でいいです」。

担当者に詳しく話を聞いてみると「これは会社の決定ですので」の一点張り。

これはおかしいと思い、面談の少ない日に時間をもらいまして衛生委員会の目的や、いままでの

衛生委員会や議事録などを新しい担当者にお伝えし、衛生委員会を開催していただくように準備いただきました。

その後、その会社がどうなったかはご想像にお任せします。

さぁ、こんな会社もありますね!初めは良かったのですが、担当者が変更した途端、会社の方針や衛生委員会も変わってしまうケース!え?イレギュラーケースだろ?まぁまぁあくまでも妄想なので、聞き流してください。

このように後半の状態になってしまうと産業医の先生がリスクを負うケースも少なくはないです。産業医が押さえておかないといけない情報を企業が提示してくれないと問題があった場合に責任問題に発展するケースもあります。

あまりにも企業側が情報を提供してくれない場合、産業医としてリスクでしかないのでご契約の見直しを検討してみてはいかがでしょうか。

特に産業医を面談屋としてしか見ていない企業担当者は非常に多いです。

世間はまだまだこのような状況ですので、情報収集は豆に行っていきましょう。

その他にも、、、、おっと、誰か来たようです。