健康経営 Q&A

こころのセルフケア~五月病とは?~

こんにちは。メディカルコンチェルトです。

 慌ただしい4月も半月が過ぎ、もうすぐ5月ですね。「五月病」と名前がつく疾患もあるように、春はメンタル不調が生じやすい季節と言われています。今回は新社会人は勿論、それ以外の方にも参考となるように、春のこころのセルフケアをテーマにまとめました。

春はメンタル不調が生じやすい!?その理由は?

①気候の変化

季節の変わり目である春先は【三寒四温】と言われるように寒暖差が激しくなったり、気圧や気候の変化が変わることで自律神経のバランスが崩れやすくなります。

②仕事の変化

新入社員が入ってきたり、人事異動で転勤や部署異動で同僚、上司が変わったりと人間関係の変化が多い季節にもなります。

③生活環境の変化

プライベートでは、就職による独居や同居する家族の状況の変化(入学、卒業など)で雰囲気や生活リズムが変わることも要因となります。

④アレルギー症状

春先は花粉が多く飛散する季節です。杉をはじめとした花粉症や、新居でのハウスダストアレルギーなどがあります。アレルギー症状が長く続くと集中力の低下や仕事のパフォーマンス低下に繋がり、そこからストレスへと変化していきます。

こんな症状がでたら要注意!

では、どんな症状に気を付けたらよいのでしょうか。

・寝つきが悪い。熟睡できない。夜中に何度も目が覚める

・すぐに疲れる、倦怠感が強い、物事に集中できない

・今までになかったような仕事上のトラブルを起こしてしまった

・気分が沈んで憂うつ。胸がドキドキして息苦しい

・食欲がわかない、逆に過食してしまう

・いつもより些細なことでイライラする、怒りっぽくなった

上記のような症状が出始めたら要注意です。コラムの後半には、すぐに実践できるセルフケアについても載せていますので、初期症状が出始めたらはじめましょう。

「五月病」とは?

 春先からゴールデンウィークが過ぎたころに生じる心身の不調、特に新入社員に起こりやすいものを「五月病」と呼びます。その原因としては、長い学生生活から、就職活動を経て社会人となった、大きな環境の変化によるストレス・緊張・不安といったことが背景にあるとされています。長期間にわたる緊張状態が、ゴールデンウィークの長期休暇で一気に緩み、疲労となって出てきてしまいます。五月病という名前から一時的なもの、と思われる方もいますが、この症状が長期化すると、「うつ病」「適応障害」になる恐れもあります。「新社会人だから、仕方ない」と放置せず、会社でも十分な注意・配慮が必要です。

初期症状が見られ始めたら…「こころのセルフケア」を!

 心身の不調を感じたら、まずは下記の「こころのセルフケア」を実践してみましょう。

1.生活リズムを整える

ポイントとなる時間は3つ【起きる時間】【寝る時間】【朝昼夕の食事の時間】です。

毎日なるべく同じ時間になるように心がけましょう。

2.栄養バランスの食事をとる

ビタミンやミネラルが豊富な野菜果物が不足しないようにしましょう。

3.軽めの運動をしましょう

ウォーキング・軽めのランニング・水泳などゆっくり長くできる運動をしてみましょう。

4.休養をとりましょう

睡眠は心身ともにリラックスするための最高の方法であり、神経系のバランスを保つためにも欠かせません。春は、いつもよりも意識的に睡眠時間を保つよう心がけましょう。また、休日はノープランで過ごしたり、何もしないのんびりした時間も大切です。

会社でできるラインケア

 新入社員のメンタル不調は、自身では言い出せず、悪化するケースも多く、周囲の気づきやサポートも大切です。下記のような変化がみられたら、相談にのり、必要に応じて、医療機関の受診を促しましょう。

ラインケア ー 4つのプロセス ー

気づく・・変化に気づく

声かけ・・相談のきっかけを作る

聴く・・・話を聴いて必要な対応を検討する

つなぐ・・受診を勧める、人事・産業医・産業保健師と連携する

◆産業医面談

産業医から症状に応じて本人に対して適切なアドバイスが得られます。人事担当者などにご相談ください。

◆心の耳 働く人の 「こころの耳電話相談」

0120-565-455 (フリーダイヤル)  
月・火曜日17:00~22:00/ 土・日曜日10:00~16:00 (祝日・年末年始は除く)

いかがでしたか?

5月に入り、新入社員の皆さんを始め、メンタル不調者がいないか、周囲の方が変化に気づき、初期の段階でラインケアをすることが大切です。

今回の内容は、スライド資料として、メディカルコンチェルト産業保健コラム「健康講話資料」でも公開しています。ダウンロードしてご利用頂けますので健康講話等で是非ご活用ください。

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